では、どうすればよいのか?


 前回の続きです。

 文言文を中国語で読むことに、つまずいている人たち。そのつまずきを見てみると、ポイントは一箇所しかありません。それは、「中国語の発音が悪い」、この一点です。

 私だって、そんなに発音が素晴らしいわけではありません。それでも、会話には支障がなく、ましてや文言文の読誦にさしさわることもありません。完璧でなくともよいのです。しかしながら、発音がある水準を下回ると、すべてがうまくゆかなくなります。

 中国語の発音は、初級の中国語のクラスで習う内容です。これがクリアできていないと、土台の整備されていない場所に建物を建てるがごとく、それこそ「台無し」です。

 中国語の発音がそれなりにできるようになるには、どうしたらよいのか?まともな指導者について、時間をかけて練習するしかありません。耳と口の訓練以外ではあり得ず、その他の道はありません。これは、どんな外国語だって同じでしょう。

 そしてその練習に、特別な才能が必要であるとは、全然思いません。「別に中国語なんてできなくてよい」「文言文を読まなくてもよい」、これらは志の問題ですから、私の関知しないこところです。しかし、もしも志があるなら、正しい発音だけは、身につけてほしいものです。

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「では、どうすればよいのか?」への2件のフィードバック

  1. 中国語を話すには大変で、それよりも日々の生活の事ごとで多忙。
    貴殿、大変素晴らしい努力家としか思えないほど中国の研究をされている事に尊敬の念を持ちます。
    当方は海外Londonに住んでおり日本で知り合ったケンブリッジ卒の戦国史研究者の英国人女性と結婚し数年後に英国に引き摺られ人生が全く変わりました。この英国で書道を再び勉強中に使う漢文の辞書は英国人妻の持ち物。昨年に続き王羲之の東方朔畫賛の臨書を趣味として勉強中です。日本の書道会に属し16年目ですが私の実力以上に作品の出来映えが良すぎるのは日本の霊能者の知人から、元々は中国1300年代の偉い御坊様が真後に付いて居られるからと言われた事があり、知人にはその方が視えるとの事。現在でもfull-timeの仕事に就いてます。
    太極拳を愛し、筆を愛し、勝つ超越した氣功術を戴いております。
    貴殿の素晴らしいブログを読ませて頂き心から感謝しております。

  2. 書道者さま

    お立ち寄り下さいまして、まことにありがとうございます。努力家とは程遠いまったくの未熟者ですが、それでもこのようなことを書いているのは、ひとえに教員の任にあるからでして、(自分ができているかどうかはひとまずおいても)とにかく学生を励まして勉強させることが仕事であるせいです。お目汚し、申し訳なく存じます。

    アジアを離れてもなお書道にとりくまれるご姿勢を尊敬いたします。今後ともお読みいただければ幸いです。

    学退覆

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