二つの封面


 クイズです。音韻学教程初版

 唐作藩『音韻学教程』の初版(北京大学出版社、1987年)と第3版(北京大学出版社、2002年)の二つが手もとにあるのですが、封面を見比べてみると、似てはいますが、違います。上のものが初版の封面、下のものが第3版の封面です。

 両方とも、高名な語言学者である周祖謨(1914-1995)氏の揮毫です。音韻学教程3版

 「なぜわざわざ、このようにそっくりな封面を二度も書く必要があったのでしょうか?推理してみてください」。これが今回の問題です。ふるってお答え下さい(ヒントは前回のエントリにあります)。

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「二つの封面」への6件のフィードバック

  1. 周祖謨氏の没年は1995年で、『音韻学教程』第3版が2002年であるのみると、第3版の題字はどこかから採字してきたものなのでしょうか。周祖謨氏『爾雅校箋』に手稿の校記があるのをみたのですが、結構そういう手稿の字と似ているような感触を受けました。

  2.  コメントありがとうございます。
     私の推理は、そうではなくて、第2版向けに題字を周祖謨氏からもらったものだろう、ということです。もし、そうでないとすると、初版の時に、複数の題字をもらったことが考えられますが、それ以外の可能性はちょっと思いつきません。

  3. いつも勉強させて頂いております。
    今回、『音韻学教程』第2版の画像を見てみました。画像が鮮明ではなかったのですが、第2版の題字は第3版のものと同じであるように思えます。
    第2版の表紙には第3版の表紙にはない著名(第3版でも扉には同様の著名があります)があるのですが、それが「周祖謨著」となっていて、初版の「周祖謨題」と違っています。根拠はありませんが、ここからなんとなく、初版の時に複数の題字をもらったのではなく、改めて第2版向けにもらったように思えるのですが、いかがでしょうか?
    Xuetui様、必要であればその画像をお送りします。

  4. Hirshさま、どうもありがとうございました。

    第2版、お持ちでしたか。推理をする前に、ファクトを調べてからにしようかな、とも思ったのですが、今回は、調べる前に問題を出してしまいました。推測が当たっていたようでよかったです。補足下さいまして、重ねてお礼申し上げます。

  5. 『音韻学教程』はこれから入手しようかと検討しているところで、まだ入手していません。今回、疑問に思い、『音韻学教程』第2版の表紙を見てみたいと思い、その画像をネットで見つけた次第です。

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