『漢書』藝文志PDF


私の勤務する人文研の東アジア人文情報学研究センターでは、毎年、秋に、漢籍の整理に当たる図書館職員を対象として、「漢籍担当職員講習会」を開催しています。以下、公式サイトより。

センターでは、東洋学文献センターだった1972年以降、文部科学省(旧文部省)との共催により、漢籍整理に攜わる図書館職員等を対象に漢籍担当職員講習会(期間は1週間)を実施してきた。

当初は毎年1回、漢籍整理実習を含んだ初級、もしくは講義のみの中級をおこなってきたが、1980年代より、漢字・漢籍の電算処理に関する講習会を新設して年2回の開催とした。

さらに、漢字情報研究センターに改組後、2002年からは両者を統合発展させる形で、カード作成にデータ入力を加えた漢籍整理実習をおこなう新しいタイプの初級・中級に衣替えして、毎年10月に初級、11月に中級を開催している。

私も助手のころ以来、何度もこの講習会の講師を担当してきました。図書館職員の方に漢籍についての知識を深めていただくのは、重要なことだと思っています。

漢籍を取り扱う場合、目録学が必要であることは、このブログでも何度も繰り返していますが、私の基本的な立場は、「まず、『漢書』藝文志を理解してください」ということです。これにつきます。もちろん、漢籍講習会でも、必ずこの点を強調しています。

しかし、『漢書』藝文志を簡単に見られない環境にいる人もあります。そこで、『漢書』藝文志に著録されている書物を一覧表にしました。この表は、漢籍を取り扱う図書館職員にかぎらず、漢籍を読む人にも役立つかと思いますので、ここに配布いたします。ご自由にお使いください。以下のリンクをクリックしてダウンロードしてください(漢書藝文志v1.0)。

一応、校正したつもりですが、問題があるかも知れません。その時は、ご一報くださると幸いです。適時、訂正いたします。

なお、以前、嘉瀬達男先生(小樽商科大学)・内山直樹先生(千葉大学)と協力して翻訳した、余嘉錫『古書通例』(平凡社、東洋文庫、2008年)は、『漢書』藝文志を読み解く最高の手引きです。『古書通例』を読む際にも、このPDFがお役に立つのではないでしょうか。

【修正歴】

2011年10月21日、consigliereさまのご指摘により、以下を修正し、v1.0といたしました。consigliereさま、ありがとうございました。

  • 2-1-48 「兄」→「冗」
  • 4-1-6 「與」→「与」
  • 5-6-6後 加「凡数術百九十家、二千五百二十八巻」一文。
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