カテゴリー別アーカイブ: ご挨拶

しばらく、休ませていただきます


皆さまにご挨拶申し上げます。

いつも、本ブログ「学退筆談」をご覧いただきまして、まことにありがとうございます。私儀、2012年4月1日より、1年間、海外にて在外研究することとなりました。訪問先は、ドイツ連邦共和国ミュンスター市にあります、ミュンスター大学(正式名称はヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学、Westfälische Wilhelms-Universität, WWU)で、こちらの中国学・東アジア学研究所のお世話になります。

この3月をいつになく多忙に過ごしまして、また、渡航の準備などもあり、なかなかこのブログに時間をかけることができず、心苦しく存じております。このような事情のため、しばらく、このブログも休ませていただくことにいたします。

5月にはおそらくまた新たに書き始められるだろうと予想しております。環境を変えて、皆様方に少しでも読みでのある文章をお届けしたいと存じておりますので、この休止をどうかお認めください。

勝手を申しあげるようですが、過去に書きました項目などについて、この機にお目通しいただき、誤字や誤解などをご指摘いただければ、たいへんありがたく存じます。なにとぞよろしくお願いいたします。

では、しばらく失礼いたします。

学退上

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あらためまして、ご挨拶申し上げます


このブログ、「学退筆談」は、2009年6月に開始したもので、日々の読書の覚え書きであるとともに、読者の皆さまの益となるか、と思える書物を紹介してきました。日頃、韓愈を愛好しておりますために、「韓退之に学ぶ」意を託し、また『礼記』曲礼の「君子恭敬撙節退讓以明禮」の精神を慕い、号である学退を名乗ってまいりました。

このたび思うところありまして、「学退筆談」の名は変えず、「古勝隆一読書記」と副題を付することにより、本人の名を明かすことといたしました。わたくしの履歴等につきましては、もう一つのブログ「簡齋」をご覧くだされば幸いです。

今後とも、かわらぬご愛顧をお願いいたします。

なお、学退の名は、今後とも名乗らせていただきます。

想像を絶する大震災


2011年3月11日に三陸沖で発生した大震災は、東北の地域のすべてを覆し、関東の人々の暮らしを傷つけました。同じ日本人として、たいへんにつらいことです。この震災の被害に遭って命を落とされた多数の方々のご冥福をお祈りしております。また今なお避難所において苦しんでいらっしゃる何十万人もの被災者の方々が、なんとかこの苦難を乗り越えられますことをも、お祈りいたします。

このような天災に対して、人文学は無力であります。被災された方々の暮らしが穏やかで平安なものとなる日が訪れますよう、ただただ祈念いたしております。

この間、多くの外国の友人たちが、気遣いをくださいました。深く深く、お礼を申し上げるとともに、日本に向けられた世界の人々の温かい眼を代表するものだと、私は信じております。

中国の先生からいただいた言葉に「天災人禍,普世同悲」とありました。「天災」のあまりの過酷さに苦しみつつ、「人禍」のもたらすかもしれぬ底知れぬ不安におののきます。

普段、時世とは距離を置く、我が「学退筆談」ですが、今回ばかりは沈黙することができませんでした。再び、被災者の方々へのお祈りをさせていただきます。 学退拜

『説文』540部の序列


『説文』540部を憶える!」という計画を立ててましたが、一朝一夕に憶えられるものでもありません。方針は、2つです。

  1. 順番を音読し、暗誦する。
  2. 順番を頭で理解する。

1については、お二人の読者の協力を得て、まず540部の現代音を確かめ、一覧にするところまで終わりました。こうしてネット上に載せておけば、憶えたい人は誰でも知識を得ることができるので、まんざら無駄でもないでしょう。

2については、よい方法があります。それは、段玉裁の力を借りることです。『説文』第15篇の上は、許慎の序文と目録から成っていますが、その目録は、第1部「一」から第540部「亥」までを列記しています。この目録はもともと『説文』についていたものでしょうが、それに段玉裁が注をつけており、その序列の意味を説いているのです。これを読めば、どんな基準で部首が並べられているのか、分かる仕組みです。

こじつけめいたところも多々あるので、素直でない人は、受け入れられないかも知れませんが、記憶のためには、「こじつけ」がかなり重要なのです。眉につばをつけずに、段玉裁の意見を聞きましょう。

第1篇を例に取ります。まず第1部「一」から。段玉裁は何とも言っていませんが、『説文』の本文に「道立於一」とありますから、ここからすべてが始まるのです。それを承けて第2部「丄」、楷書では「上」と書きますが、古文の形は短い横線と長い横線を上下に重ねたものなので、「一」を承けて登場します。段玉裁は「蒙」という言葉でそれを表現しています。第3部「示」は、古文の「上」に従う形。第4部「三」は、「示」の下の部分を横にしたもの。第5部「王」は「三」を承けたもので、第6部「玉」も同じ(「玉」の篆文には点がありません)。第7部「玨」は、「玉」を二つ並べた形(段玉裁は「並之重之」と表現)。第8部「气」は、第4部の「三」を変形した形(小篆の「气」は三本線で書く)。第9部「士」は、「王」(「一」で「三」を貫く形)を承け、十と一を合わせた形(『説文』に「十一に従う」とあります)。第10部「丨」は、「王」「玉」の縦線。第11部「屮」は、「丨」を承ける。第12部「艸」は「屮」を並べた形。第13部「蓐」は「艸」を承ける。第14部「茻」は「艸」を重ねた形。

以上で、第1篇に収める14の部首の序列が説明されました。「丨」は、「一」や「三」や「王」と同じく、第1篇にあるんだな、そして「丨」から派生した「屮」や「艸」も同じ第1篇だな、と、このように思い出すことができたら、しめたものです。索引なしでも、クサカンムリにたどり着けるのです。

ただ全ての部首の配列をこのように説明できるわけではなく、第2篇に見える第25部「哭」と第26部「走」の間を形の観点から説明することはできません。段玉裁は、「有形不相蒙者」と言っています。このあたりは、あきらめるしかないようです。一度、540部にわたって、この部分を通読なさると、大体の脈絡がつかめると思います。

今年の更新は、これにて終わりとさせていただきます。今年も、読者の皆様のご愛顧を賜りまして、ここまで続けることができました。来年もよろしくお願いいたします。これをもって、年末年始の挨拶とさせていただきます。

ブログ購読のお願い


 最近、コンスタントにブログを更新することができず、読者の皆さまにご迷惑をおかけしました。おわびいたします。

 当サイトのように、不定期にしか更新されないものの場合、毎日確認していただくのは心苦しいことです。新しい記事が書けた時に、皆さまにお伝えする方法はないものか、と考えました。

 そこで、右側のカラムの一番下に、「メール購読」のウィジェットを設置いたしました。メールアドレスを入力していただき、「登録!」のボタンを押していただくと、更新をメールでお知らせする仕組みです。どうぞ、ご利用下さいますよう、お願い申し上げます。「購読」といっても金を取ろうというわけではありません、無料ですから、ご安心を。

 またすでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、先月でしたか、エントリのタイトルのすぐ下に、”Rate this” “2 Votes”などと横に書いてある、星印の並んだパーツも設置しました。これは、記事を5段階で読者の皆さまに評価していただく、という趣旨のものです。私のブログは話題がかなりばらける傾向があるので、皆さまのご要望に応えられているのかどうか、しばしば不安になります。この評価システムを用いることで、皆さまの読みたいものがどういうものなのか、知りたく思っていますので、過去の記事にさかのぼりまして、気に入ったもの、気に入らなかったものに、星をつけていただきたいと思います(でも、正直なところ、気に入ったものにのみ星をつけていただく方が、気分はよいです)。こちらもよろしくお願いいたします。

 もともとこのブログ「学退筆談」は、自分のメモ代わりのつもりで始めたのですが、だんだんと読者の皆さまの目を意識するものへと変貌してゆきました。この方向性は、しばらく変えないつもりです。そういう意味では、皆さまのご希望に即した内容としたいと思います。コメントも、これまで以上、積極的にお寄せ下さい。

【追記】ブログのテーマ変更にともないまして、「メール購読」ボタンの位置を変更しました。現在、サイト下方、フッタに設置してあります。よろしくご利用下さい。

twitter


 twitter 始めました。follow してもらえると、うれしいです。

 相変わらずの、マイペースです。言いたいことだけ、言っています。でも、このブログ同様、私の本名を知らない人が読んでくださるとよいと願っています。

引っ越してきました


 本日、「学退筆談」はLivedoorから、ここWordPressに引っ越してきました。これまで、ご愛読下さった皆様には感謝いたしております。これからは、こちらでお世話になります。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 新しい内容にもチャレンジしたいと思います。ご希望などがあれば、お寄せ下さい。ご期待に添えるよう、努力いたします。

@すずらん通り


 宴会のお誘いにお応え下さり、各地から集まって下さったみなさま、どうもありがとうございます。とても楽しい集いとなりました、喜んでおります。私の電車の都合で、慌ただしくなってしまいまして申し訳ございません。

 互いに顔を合わせることのない「筆談」もよいのですが、このような面と向かい合った会合は、実に得難いものです。次回もこのような機会を持ちたいと思っておりますので、その際はよろしくお願いします。

 では、みなさまのご健勝をお祈りいたします。「悦豫且康!」(第108行)。

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「文言基礎」を更新します


 私の別ブログ「文言基礎」では、『千字文』の全文、『論語』『詩経』の一部を現代中国語で暗誦し終えました。それをもって、いちおうの修了としたのですが、少し、内容を足したくなりました。

 次は、『老子』『荘子』『孝経』『易』『礼記』(大学・中庸)をそれぞれ一部だけ暗誦しようと思います。そこで、休眠状態になっていた「文言基礎」を更新します。ご関心の向きは、そちらもご覧下さい。

3月28日(日)夜


 いつもお読み下さいまして、ありがとうございます。

 今月末の3月28日(日)、久々に東京に出かける予定です。当日の夜、お時間のある方、ご一緒できれば幸い、と思っております。

 もちろん、ご都合のつく方が一人もなければ、お流れということでまったくかまわないのですが、もしお暇な読者がいらっしゃれば、ぜひご一緒下さい。できれば、この記事のコメント欄にご都合をお寄せ下さると光栄です。個人情報を守りたい方は、私のメールアドレスにご一報下さるのでも結構です。

 場所は、神保町あたりの居酒屋などでしょうか?適当な店があれば、お知らせください。

〔記〕3月28日(日)、5時30分、すずらん通りのT書店の1階にいます。大荷物ですから、すぐ分かると思います。お声をおかけ下さい。私のことをご存知の方などは、連絡なしにいらしても結構ですよ。