ご挨拶

はじめまして。京都大学人文科学研究所の教授、古勝隆一(こがち・りゅういち)と申します。主に文献学の立場から中国古典学を考察しております。

訓詁学をはじめとする小学、目録学、版本学、校勘学、経学、思想史、歴史学、文学、石刻研究などに関心を持っています。対象とする時代からいうと、宋元明についての知識を欠いていますが、それ以外の時代には、わりと広い関心をもっています。

記事をご愛読いただき、末永くお付き合いください。

“ご挨拶” への 4 件のフィードバック

  1. すばらしいサイトですね。内藤茂申のことを調べたら、偶然に見つけて、勉強になりました。感謝!

  2. 古勝隆一先生

    私は、大阪府吹田市の井上尚徳と申します。
    先生のホームページ「学退筆談」を先日拝見した者でございます。
    「学退筆談」の訓詁学の箇所ほか、興味深く拝読致しました。
    さて、話しが変わりますが、私の祖父・寿老(明治36年生まれ)は昭和31年5月に『経伝釈詞疑義』と『漢文訓読の研究』の二冊を私家版で発刊しており、同35年には学位論文「虚字の研究」で文学博士号を取得しております。(九州大学で担当教授は目加田誠先生)。
    平成2年に88歳で亡くなってからは、論文など蔵書類はそのままで30年以上経過、私は15年ほど前から祖父の蔵書の目録作成は始め、近年ようやく全貌が見えて来ました。
    そして、これまでよく分からなかった祖父が研究していた学問の一つが訓詁学ではないかということがようやく分かってきました。
    祖父が残した学問について、具体的に知りたく思うのですが、私は会社員のため、専門的知識がなく、困っております。
    つきましてはご相談なのですが、一度、ご都合のよろしい時にご面談の機会を頂ければ、祖父の著作などを用意致しますので、ご覧いただけますと幸甚に存じます。
    先生のホームページ「学退筆談」を拝見し、祖父の学業のことについてお聞きするに、一番相談するにふさわしい方ではないかと、うれしく感じております。
    感染症流行の折柄、しかもメールにて、わがままなお願いを申し上げますが、ご検討くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
    そして、ご一報頂けますと幸いです。

    565-0804 大阪府吹田市新芦屋上27 メゾン千里丘G-506
    井上尚徳(いのうえ たかのり)
    電話 090-3611-5706   06-6876-9825
    E-mail    ckkam203@sutv.zaq.ne.jp

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