梁の時代(502-557)、『華林遍略』六百二十巻をはじめとし、皇帝・皇族たちが多くの大型編纂物を群臣たちに… 続きを読む: みずから子夏になぞらえること
カテゴリー: 南北朝
むしろ鶏口となるとも牛後となるなかれ
「むしろ鶏口となるとも牛後となるなかれ(寧為雞口,無為牛後)」とは、現代日本でも人口に膾炙している成語ですが、… 続きを読む: むしろ鶏口となるとも牛後となるなかれ
『南北朝時代』
この秋に出版されたばかりの、会田大輔氏『南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで』を読みました。 『南北朝時代―… 続きを読む: 『南北朝時代』
変と反
梁の皇侃『論語義疏』は、『論語』の古い解釈を伝える注釈として貴重なものですが、いかんせん善本に乏しく、我が国に… 続きを読む: 変と反
『大夏與北魏文化史論叢』
『大夏與北魏文化史論叢』(鳳凰出版社、2020年8月)という書籍が、中国から出版されました。編者である童嶺氏が… 続きを読む: 『大夏與北魏文化史論叢』
無/无の使い分け再論
以前、「「無」と「无」」の記事、「ただ『易』のみ无字を用いる」の記事、および「易州龍興観『老子』の无と無」の記… 続きを読む: 無/无の使い分け再論
「中原に生きる匈奴たち」
昨年(2019年)の9月に、陝西省楡林市という場所で、五胡十六国時代の文化を主題とする小さな研究会が開かれたの… 続きを読む: 「中原に生きる匈奴たち」
呉人たちのソウルフード
昨年12月に南京を訪問したおり、南京大学歴史系の張学鋒教授にご当地の考古を説明していただいたことは、南朝文化に… 続きを読む: 呉人たちのソウルフード
『捜神記』か『霊鬼志』か
先駆的な蠱の研究として、オランダのシノロジスト、デ・ホロート(1854-1921)のものがあります。 Jan … 続きを読む: 『捜神記』か『霊鬼志』か
蠱毒
最近、『隋書』地理志に見える蠱というものに関心をもって調べています。 甲骨文にすでにこの字があり、『周易』にも… 続きを読む: 蠱毒